WEBESTIE 2026年9月6日
PROPOSAL

Amazon・楽天・Yahoo!ショッピング
売上アップのご提案

2026年9月1日にお伺いした際のお打ち合わせを踏まえたご提案書です

伸康商事合同会社 様
専務 笠松 様 / チーフバイヤー 仲 様

お聞かせいただいた現状

お打ち合わせの中で、率直なお話をいただきました。

分析まで手が回らず、日々の販売に集中せざるを得ない
何ができていないかが見えにくい
経営の負担を、今後は減らしていく時期に来ている

Amazon・楽天・Yahoo!ショッピングというモールで長年実績を積まれてきた一方、日々の業務に追われて分析や新しい取り組みに手が回らない状態にあることを共有いただきました。特にAmazon経由が売上の約6割を占めるとのことでしたので、今回はまずAmazonから手をつける形でまとめています。競合の中にはすでにAIを使い始めているところもあり、「使わないと損」というのは、まさにこの日お話しした通りです。

Amazonでやれることチェックリスト

現在Amazonのモール内広告を中心に運用されているとのことでしたので、実際にAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングの「はきものや」様の店舗ページを拝見したうえで、Amazon単体でまだ手をつけられる範囲を、売上を構成する6つの要素(見つけてもらう=アクセス数/初めての方に選ばれる=新規のお客様の数/見た方が買う=購入への転換率/1回の買い物の金額/もう一度買ってもらう=リピートの頻度/価格戦略)に分けて整理しました。中でも「見つけてもらう」ための施策を最も手厚く整理しています。現状を確認したうえで優先順位を決めたい候補施策、特にAmazonならではのものを先に並べました。すぐに着手できるものも多く含まれていますが、量が多いため、まずは本書末尾の「進め方」にある項目から着手いただくことをおすすめします。実施済みと確認できた項目にはチェック印を付けています。候補施策のチェックボックスはクリックできます。実施したものにチェックを入れておくと、次にこのページを開いた時も記録が残ります(このページを見ているブラウザに保存される仕組みのため、別のパソコン・スマホで開くと引き継がれません)。

1

Amazonの商品ページへの訪問数を増やす(検索・広告・外部からの流入)

40項目

6つの要素の中でも、まず「見つけてもらう」ことが土台になります。特に力を入れたい部分なので、「土台となるブランド登録」「検索(SEO)」「広告」「SNS・自社メディア」「話題づくり」の5つの視点に分け、現状を確認したうえで優先順位を決めたい候補施策、特にAmazonならではのものを先に並べました。

0. まず整えたい土台:ブランド登録の活用
  • [確認済み]登録商標「信貴」でAmazonブランド登録(Brand Registry)が完了し、ブランドストアも開設されていることを確認しました。この土台のおかげで、A+コンテンツ・スポンサーブランド広告・Amazon Vine・比較テスト(Manage Your Experiments)・ブランド分析は着手できる状態になっています。ただし、ブランド登録は商品ページ単位で紐づくため、これらの効果が及ぶのは「信貴」ブランド名義の商品ページに限られます。TENGYU等の他社ブランド商品・相乗り出品されている商品には使えません(Amazon公式ヘルプで各機能の対象範囲を確認済み)。ディスプレイ広告とAmazon Attributionは対象商品を問わず使えます
  • 「信貴」ブランドストアは現在、商品一覧のみのシンプルな構成です。ブランドのストーリーや世界観を伝える画像・カテゴリタイルを追加し、他ブランド(Fiducia等)の商品も含めた案内先として作り込む余地があります
  • 「信貴」以外の商品(Fiducia・ノーブランド品など)で自社商標をお持ちのものがあれば、同様にブランド登録を検討する。「ノーブランド品」表記の商品は基本的に自社商標の対象にならず、他社と同じ商品ページに相乗りで出品している場合が多いため、そうした商品は無理にブランド化を目指さず「信貴」ブランドの露出を優先する方が効率的
1. 検索で見つけてもらう(Amazon内の検索対策・SEO)
この項目は、対象商品によって効果が大きく変わります。実際に商品ページを確認したところ、「たんたんブーツ」等の一部商品は他社(コロポックル商会様等)と同じ商品ページに相乗りで出品されている状態でした。相乗り出品の場合、商品タイトル・画像・箇条書きは編集できず「変更を提案する」ことしかできません(採用される保証もありません)。さらに、検索露出を改善しても、その効果は同じページで競合する他の出品者にも及びます——最悪、増えた注文がより安い競合に流れることもあり得ます。以下の施策は、まず「信貴」ブランドの単独出品商品を優先し、相乗りされている商品については、後述の「3. 購入への転換率を高める」にある価格・出品者評価・FBA活用など、自社だけでコントロールできる要素を優先してください。どの商品が相乗りされているかは、各商品ページの「他の出品者からも購入できます」の表示で確認できます
  • ブランド分析(Brand Analytics・ブランド登録が前提)で、自社ブランドに関する検索キーワードの上位表示状況や、表示・クリック・カート・購入の各指標を確認し、商品タイトル・キーワード・広告の見直しに活かす
  • 管理画面の検索キーワード欄には、靴カテゴリの上限内で、商品に関係する表記ゆれ・言い換え(「スニーカー/すにーかー」「メンズ/紳士」等)を設定する
  • 検索キーワード欄は、タイトルや箇条書きにすでに入れた言葉と重ならないようにする(重複させると、使える枠が無駄になる)
  • [実施済み]色・サイズ違いはバリエーション登録で1つの商品ページにまとまっており、レビューも集約されています。この状態を今後の新商品でも維持する
  • 商品カテゴリ(Amazon内部の分類)が実際の商品と合っているか確認する。カテゴリがずれていると、絞り込み検索に出てこないことがある
  • Amazonの生成AIを使った買い物アシスタント(Rufus)がサイズ感・素材・お手入れ方法などを正確に回答できるよう、商品タイトル・箇条書き・商品説明を具体的かつ正確に整える
  • 実際の商品ページを拝見したところ、商品タイトルは40〜50文字程度で、カテゴリごとの上限(多くの場合100〜200文字程度)に対してまだ余裕があります。ブランド名・商品の種類・特徴・サイズ・色・素材・用途(通勤・雨の日など)・機能(防水など)といった、お客様が検索で使う言葉を追加する
  • 商品説明(ディスクリプション)には素材・生産国・サイズ感などが詳しく書かれている一方、商品の特徴欄(箇条書き)は使われていない状態でした。商品説明に書いている内容を、検索でも評価される箇条書きの欄にも転記・要約して盛り込む
  • 検索結果でのクリック率を高めるため、メイン画像と商品タイトルを継続的に改善し、クリック率と売上への影響を確認する
  • 需要期(サンダル・ブーツ・雨の日用など)から逆算して商品ページ・在庫・広告を早めに準備し、シーズン前後の検索実績を見ながら調整する
  • 在庫切れは販売・広告の機会損失につながるため、主力商品の安全在庫と補充基準を決めておく
2. 広告で露出を増やす(Amazon広告)
  • [運用中]スポンサープロダクト広告は運用中とのことでした。キーワード指定と自動配信の両方を使えているか、自動配信で見つかった売れるキーワードをキーワード指定の方へ移せているか、あらためて確認する
  • スポンサーブランド広告(ブランド登録が前提・「信貴」ブランドの商品限定)で、ブランド名や商品の種類で検索した人に複数商品をまとめて見せ、ブランドストアへ誘導する
  • スポンサーブランド動画広告(ブランド登録が前提・「信貴」ブランドの商品限定)で、着用時の見え方や靴底の動きなど、静止画では伝えにくい特徴を紹介する
  • ディスプレイ広告(旧名称:スポンサーディスプレイ広告・ブランド登録が前提)の閲覧リマーケティングを使い、商品または類似商品を見たものの購入していない層へ、もう一度アプローチする
  • 利用資格がある場合は、Amazonビジネス限定のスポンサープロダクトキャンペーンで、法人向けの予算・商品・検索語・入札を分けて運用する(管理画面に表示されない場合は利用対象外)
  • Amazon DSP(マネージドサービスは通常、大きな最低出稿額が前提)とストリーミングTV広告(セルフサービスは最低出稿額なし。以前は「スポンサーTV広告」の名称)は、Amazon外のサイトやPrime Videoなどへ配信できる。動画制作費・運用体制・採算を個別に判断したうえで、基本の広告運用が回り始めてから検討する
  • 広告の費用対効果(広告費に対する売上)を定期的に確認し、十分なクリック数・売上データが蓄積してから、成果の低いキーワードは入札を下げるか一時停止し、成果の高いキーワードへ予算を再配分する
  • 推奨入札額(最近落札された類似広告を基にした参考値)を確認しつつ、表示回数・クリック単価・購入率・広告費に対する売上を合わせて、まだ広告出稿が薄いキーワードがないか判断する
3. SNS・自社メディアからの流入を作る(Amazonの外からお客様を連れてくる)
この項目は、写真・動画の撮影や投稿を定期的に続ける手間がかかります。日々の販売で手一杯な状態でいきなり始めるより、下記「04 AI活用」で時間を作ってから着手する方が現実的です。まずは仕組み(ブランドストア・計測用リンク)だけ用意しておき、発信自体は無理のない範囲から始めることをおすすめします。
  • Amazonブランドストア(ブランド専用の案内先・ブランド登録後に開設可・無料)を作り、SNSや広告から来た方に商品をまとめて見せる
  • Amazon Attribution(Amazon外からの流入を計測する無料の仕組み・ブランド登録が前提)で媒体別の計測用リンクを作り、SNS・ブログ・メルマガのどこから売上につながったかを測れる状態にする
  • Instagram:写真・動画中心で、着用イメージやコーディネート例との相性がよい。ハイライトやショップ機能から直接Amazon商品ページへ誘導でき、「履いた時の見え方」で選ばれる靴という商材と特に相性がよい
  • X(旧Twitter):拡散力が強く、セール・新色入荷・在庫復活など「今すぐ知らせたい情報」の発信に向く。フォロワーが少ないうちは効果が限定的なので、他の媒体より優先度は低くてよい
  • TikTok:「履いてみた」「サイズ感チェック」のような短尺の実演動画が拡散されやすい。撮影・編集の手間はSNSの中でも大きめなので、他の発信に慣れてから着手する
  • メルマガ:すでに連絡先を得ているお客様に直接届く。新商品案内や季節のクーポンなど、再訪のきっかけを能動的に作れる。件名の工夫をしないと開封率が下がりやすい
  • LINE公式アカウント:メルマガより開封率が高く、友だち登録さえしてもらえば低コストで再アプローチできる。クーポン配布・在庫入荷通知との相性がよい
  • ブログ:「靴の選び方」「お手入れ方法」など検索されやすい情報を蓄積でき、Amazon商品ページへの外部リンクとして中長期的な集客資産になる。効果が出るまで時間がかかるため、他の施策と並行して気長に育てる
  • 着用イメージ・コーディネート・履き心地・サイズ感を写真・短尺動画で定期的に発信し、計測用リンクで訪問・購入への効果を確認する
  • Amazon・楽天・Yahoo!ショッピング・自社SNSごとに売上・粗利・集客費を比較し、一つの販路への依存を抑える
4. 露出の機会・話題性を作る(バッジ・レビュー・セール・ライブ配信)
Amazon Vine・Amazon Live・インフルエンサー活用は、商品の無料提供や配信対応など人の手間がかかる施策です。効果はありますが、優先度としてはタイムセール・大型セール対応など「設定するだけ」で済む項目より後回しでよいものです。
  • Amazonおすすめ・ベストセラーのバッジは、Amazonが選定基準を開示しておらず獲得を確約できない。バッジを直接の目標にせず、主力商品の売上・在庫・購入率・評価を改善し、表示状況を結果として確認する
  • Amazon Vine(Amazon公式のレビュー獲得プログラム・登録点数によっては無料枠あり・ブランド登録が前提・対象ASINも「信貴」ブランド名義である必要あり)で、新商品のサンプルをVineメンバーへ提供し、公正なレビュー投稿の機会を得る。利用条件・登録料は実施時に管理画面で確認する
  • タイムセール・クーポン・価格割引(Prime会員限定設定を含む)を、手数料・粗利を確認したうえで活用し、露出・購入率・販売数への効果を測る
  • Amazon Live(Amazon内のライブ配信で商品を紹介する機能・ブランド登録が前提)を使い、履き心地やサイズ感をその場で見せる配信を試す(利用条件はアカウントにより異なるため事前に確認する)
  • プライムデー・ブラックフライデーなど大型セールに合わせて、申請期限から逆算して商品ページ・セール申請・在庫を準備し、採算が合い予算上限で機会損失が出ている広告に限って増額を検討する
  • 顧客層と相性のよい靴・ファッション系クリエイターに、自身のSNSで商品を紹介しAmazon商品ページへ案内してもらう。報酬・広告表示・素材利用の許可を事前に定め、Amazon Attributionで効果を測る
  • 将来的な展開として、Amazonグローバルセリング(海外のAmazonサイトへの出品)で新しい市場に販路を広げる余地もある(税務・法規制・国際物流・現地広告費を含めた採算確認が前提。今すぐでなく、国内の施策が一巡してから検討する位置づけ)
  • 新商品発売や季節の切り替えに合わせ、SNSとメールを同時に展開する。お客様の着用写真は、掲載媒体・期間・広告利用の可否を明示して許可を得たものだけを使用する
2

新しいお客様に選ばれる(初めて見た方に信頼していただく)

11項目
  • 新商品を出品した直後の一定期間は、通常より広告予算を厚くして早めに販売実績とレビューを積む。この時期の実績が、その後の検索順位に長く影響するとされている
  • 「信貴」ブランドは登録済みなのに、実際の商品ページにはA+コンテンツ(商品紹介コンテンツ)が表示されていませんでした。せっかくの土台が活きていない状態なので、主力商品から順に整備する
  • [実施済み]商品説明にセンチ表記・ワイズ(幅)・重さ・生産国などの詳細情報を記載済みでした。この水準を他の商品にも横展開する
  • サイズ交換の手順を商品ページに明記し、スタッフの着用感・足幅の情報を説明や画像に載せる(靴は「サイズ不安による離脱・返品」が特に起こりやすいジャンル)
  • 検品体制や実績の数字、第三者の評価を積み重ねて示し、初めて見る方の「本当に大丈夫か」という不安を崩していく
  • 単なる売り手としてでなく、靴選びの相談に乗ってくれる専門家として、商品ページ上でよくある疑問に先回りして答え、購入者からの問い合わせには丁寧に返信して先に信頼を渡す
  • 初回購入のハードルを下げるクーポン・割引を用意する
  • 関連カテゴリへの出品拡大で新しいお客様層に接点を作る(新規の仕入れ・商品登録が必要になるため、他の項目より着手までに時間がかかる中長期的な取り組みです)
  • すでに自社倉庫をお持ちとのことでしたので参考程度ですが、FBA(Amazonへの配送代行サービス)を使うとプライムマークが付き、カートボックス(購入ボタン)でも優遇されます。倉庫運用を変える必要はなく、あくまで選択肢の一つとしてご検討ください
  • 自己発送のままプライムマークを付けられる仕組み(マケプレプライム/SFP)もあります。翌日配送などの実績基準を満たせば、今の倉庫・発送体制を変えずにプライムの信頼感を得られます
  • FBAの在庫を楽天・Yahoo!など他モールの注文の発送にも使う仕組み(FBAマルチチャネルサービス)もありますが、こちらもFBA利用が前提です
3

購入への転換率を高める(見た人が実際に買う)

13項目
  • 比較テスト(Manage Your Experiments・ブランド登録が前提・無料・対象ASINも「信貴」ブランド名義かつ一定以上のアクセス数があるものに限られる)で、商品タイトル・画像・A+コンテンツの2パターンを同時に試し、実際にどちらがクリック率・購入率で優れるかをデータで確認してから本採用する。感覚で決めず検証してから変える、という進め方に切り替えられる
  • Amazonポイント(購入時に付与するポイント)の設定を見直す。設定していない場合は、新規に登録した商品には自動で一定割合が適用されるため、狙って外している場合を除き、付与率が想定通りか確認する
  • カートボックスの獲得は「価格」「出品者評価」「在庫の安定」「FBA活用」の4つのバランスで決まるとされる。どれか1つだけでなく、全体を見て整える
  • Amazonの規約上、レビューを集める手段として問題ないのは「レビューをリクエストする(購入者への公式レビュー依頼機能)」「Amazon Vine」「特典なしの同梱カード」「お客様の満足度そのものを上げる」の4つ。それ以外の方法は規約違反のリスクがある
  • 低い評価がついた時は、商品そのものの問題か、梱包・配送など運用側の問題かを切り分け、運用側の問題であればすぐに直す
  • メイン画像が白背景ルールに沿っているか、スマホでの見え方も確認する
  • サブ画像は最大8枚まで設定できるが、スマホでは先頭6枚までしか表示されない。サイズ感・使用シーン・素材のよさが伝わる重要な画像は、7〜8枚目ではなく先頭6枚以内に収める
  • 商品説明・仕様に、購入前の不安(サイズ・素材・お手入れ方法等)への回答をあらかじめ盛り込み、疑問を持ったまま離脱させない
  • カスタマーQ&Aに丁寧に回答し、疑問を残さない
  • 購入後フォロー(公式のレビュー依頼機能を使う)など、規約の範囲内でレビューを獲得する仕組みを整える
  • 出荷遅延率・出荷前キャンセル率・注文不良率・追跡可能率など、出品者パフォーマンス指標を維持する(出荷遅延率は4%以下が目安とされる)
  • 競合の価格を定期的にチェックし、価格設定を見直す
  • 商品紹介動画があれば追加する
4

1回あたりの購入金額を上げる

6項目
  • Amazonビジネス(法人向け販売)に登録していれば、法人のまとめ買い(複数足・複数サイズの一括発注等)向けの見せ方も検討する
  • お手頃・標準・上位の3段階で商品を並べ、真ん中の価格帯が選ばれやすい見せ方にする
  • 本命の商品やセットに反応しない方向けに、より手頃な価格帯の単品も用意し、購入自体を逃さないようにする
  • 関連商品・セット販売による客単価アップを検討する
  • まとめ買い割引(2点以上でお得になる設定)を用意する
  • バリエーション登録で上位モデルを同じ商品ページに並べる、商品紹介コンテンツの比較表(ブランド登録が前提・「信貴」ブランドの商品限定)で関連商品を見せるなど、上位モデル・関連商品への誘導を工夫する
5

リピート購入を増やす

5項目
  • ブランド分析(Brand Analytics・ブランド登録が前提・「信貴」ブランドの商品が対象)のリピート購入レポートで、実際にどの商品がリピートされやすいか・どれくらいの間隔で買い直されているかを確認し、再アプローチのタイミングの参考にする
  • 新しいお客様を探すより先に、過去に買っていただいた方への再アプローチを優先する(すでに信頼関係がある分、反応が得やすい)。Amazonは購入者の連絡先を出品者に開示しないため、Amazonではディスプレイ広告の購入リマーケティング(ブランド登録が前提)やブランドストアの更新で伝え、楽天・Yahoo!ショッピングではメルマガ・クーポン配信を主な手段にする
  • 「季節の変わり目だから」「人気の色が入荷したから」など、今買う理由を意図的に作って再訪のきっかけにする
  • 靴下・インソール・シューケア用品など消耗品を扱っていれば、「定期おトク便」への登録を促す(靴本体は対象外)
  • 梱包物での次回購入案内(Amazon規約の範囲内での同梱物)を検討する
6

価格・商品ラインナップを見直す

5項目
  • 長期間(271日を超えると追加の保管手数料の対象になる目安)売れ残っている在庫は、費用が重くのしかかる前に値下げ・セット化・処分を判断する(FBA利用時)。長期在庫の追加手数料は毎月見直される場合があるため、最新の料率を出品者アカウントで定期的に確認しておきたい。自社倉庫で保管している分は、保管料ではなく資金繰りの観点で同様の判断を行う
  • 目先の値引き合戦ではなく、「この方には長く買い続けてもらえるか」という生涯を通じた売上で採算を考える見方に切り替える
  • 「靴屋」ではなく、自社にしかない強み(得意な用途・客層・素材へのこだわり等)を言葉にして、価格以外で選ばれる理由を作る
  • 売れ筋・利益率の高い商品に絞った価格戦略を検討する
  • 上位モデル・プレミアムラインの投入余地がないか検討する

売上アップ全体チェックリスト(Amazon・楽天・Yahoo!ショッピング)

Amazon単体の改善に加え、3モール全体を見た時にできることもまとめました。

  • 3モール間で価格の差が大きくなりすぎていないか確認する(同じ商品の価格差はお客様の不信感につながる)
  • 各モールの強みに合わせた出品戦略を使い分ける(Amazon=広告中心、楽天=クーポン・ポイント施策、Yahoo!=PayPay連携等)
  • 楽天・Yahoo!ショッピングの商品ページでは、レビューや実績の数字を商品説明の冒頭近くに置き、先に安心材料を見せてから詳しい説明を読んでもらう構成にする
  • SNS・メルマガなど、モール外からの集客・リピーター施策を検討する
  • 季節性や競合の値上げ動向を踏まえて、価格改定のタイミングを見極める
  • 仕入れ・原価の見直しによる利益率の改善を検討する
ここから先は、もし本格的にリソースを割いて進めたい場合のご提案です

さらに一歩進めるなら:AIで業務の時間をつくり、戦略に活かす

上記のチェックリストは、お二人の時間と手を動かして進めていただく内容です。ただ、日々の業務に追われる中でこれを継続的に回していくのは簡単ではありません。そこで、AIツール「Claude Code」を使い、この改善サイクル自体を回しやすくする体制づくりもご提案します。一般的なチャット型AIのように文章を出すだけでなく、実際にパソコン上の作業(商品登録用データの作成、資料作成、ブラウザでの編集作業など)そのものを代行できる点が特長です。ご支援は、「時間を生み出す」→「戦略を練る」→「AIで実行する」という3つのステップで進めます。

Step1

AIで時間を生み出す

  1. 業務の棚卸し:日々どんな作業に時間を使っているかを一緒に整理します
  2. まずは1日15〜30分の定型作業からAIに任せる:負担の少ない作業から、実際にAIと一緒に手を動かしながら慣れていき、任せられる範囲を少しずつ広げます
  3. 繰り返し作業の自動化:蓄積した作業履歴をもとに、商品登録用データの作成・メール対応・CSV加工といった手間のかかる作業を自動化するしくみを作ります
  4. セキュリティ・バックアップの初期設定:導入時は安全に使い始められるよう伴走します

まずはここで、お二人の手が空く時間そのものを作ります。

Step2

生まれた時間で戦略を練る

売上・アクセスなどの数値を、これまでのように自分の目で追いかけるのではなく、AIが自動で集計・分析し「今どこに伸びしろがあるか」「どの施策から着手すべきか」をその場で提示できるようにします。お打ち合わせの際にお見せした分析サンプルのように、過去のデータをもとに次の一手を提案してもらう形です。具体的には、たとえばこのようなことができます。

  • 日々届くレビューをまとめて読み込ませ、「よく指摘される不満」「よく褒められている点」を抽出する
  • 出品者アカウント上で確認できるカート価格・最安値などの情報をもとに、競合の価格の動きを定期的に確認し、変化があった時だけレポートで知らせる
  • 広告の数値(クリック率・費用対効果)を見て、「このキーワードは反応が悪いので止めた方がいい」といった判断材料を出す
  • 売れ行きのペースから「この商品はあと何日で在庫が切れそうか」を計算し、発注のタイミングを知らせる
  • すべての商品ページを一通りチェックし、キーワードの入れ忘れや表記のばらつきがないかを点検する(1件ずつ人の目で見るより大幅に早く終えられます)

「何ができていないかも分からない」状態から、「次に何をすべきか」が見える状態へ変わります。

Step3

AIで施策を実行する

戦略が見えたら、それをAIに実行させます。前述のチェックリストにあった商品画像の追加・商品紹介コンテンツの作成・コピーの書き分けなども、AIが原稿やデータを作り、実際にお使いの一元管理システム、または各モールの管理画面のうち運用されている経路で反映していきます。SNS投稿の自動化、メール配信やプレスリリース作成など、これまで時間がなくて手が回らなかった情報発信も同じように進められます。

その他にも、こういった作業を任せられます。

  • 楽天・Yahoo!ショッピングのレビューへの返信文や、Amazonの購入者からの問い合わせへの返信文の下書きを作る
  • 仕入れ先への発注書の下書きを作る
  • 一元管理システムに集まったデータをもとに、モールごとに求められる文字数・言い回しに合わせてコピーを書き分ける(データを集める部分は一元管理システムの仕事、そこから先の「何を書くか」をAIが担当します)
  • 商品画像の背景除去や明るさ調整など、簡単な加工作業を行う
  • 将来、海外展開を検討する際には、商品ページの多言語化の下書きを作る

なお、価格の自動変更はAmazonが提供する正規の仕組みや正規の連携経由でのみ行い、大きな値下げ・値上げは人が確認してから反映する運用にします。Amazonが認めていない方法での情報取得や、人手を介さない高速な操作はアカウント停止の原因になり得るため、常に規約の範囲内で安全に進めます。

お二人は「仕入れ先との交渉」など、人にしかできない部分に時間を使っていただけるようになります。

進め方

実際のAmazonの商品ページを拝見したところ、商品説明の作り込みや高評価の実績などすでに強みが多い一方、下記の3つはまだ手をつけられる余地が大きいと感じましたので、まずはここから始めていただくのがおすすめです。この3つはいずれも、商品ページそのもの(タイトル・画像・紹介コンテンツ)を直接書き換える施策のため、効果が及ぶのは「信貴」ブランド名義の単独出品商品に限られます。相乗り出品されている商品(TENGYU等)は、タイトル・画像の変更を「提案」することしかできず、採用される保証もありません。

1

商品タイトルの拡充・商品の特徴欄(箇条書き)への情報追加

「信貴」ブランド限定

商品説明には詳しい情報が書かれているのに、特徴欄が空のままの商品が見受けられました。書いてある内容を転記するだけなので費用ゼロ、すぐに着手できます

2

「信貴」ブランドのA+コンテンツ整備

「信貴」ブランド限定

Amazonブランド登録・ブランドストアはすでにお持ちなので、あとは商品紹介コンテンツを作るだけです。土台がある分、着手しやすく効果も見込めます

3

メイン画像・サブ画像の見直し

「信貴」ブランド限定

クリック率・購入への転換率の両方に効きます

この3つを試していただいた上で、残りの項目は気になったところから少しずつ、「これはAIに任せた方が早そうだ」と感じた範囲からAI活用へ広げていく進め方を想定しています。いきなり全体へ大きく投資する必要はありません。

なお、相乗り出品されている商品については、この3つの代わりに、02章「3. 購入への転換率を高める」にある価格・出品者評価・FBA活用など、自社だけでコントロールできる要素から着手してください。

料金について

ここから先、AIを使った本格的な体制づくりに進む場合の費用は、「AIツール本体の利用料」と「導入・研修サポート費」の2つに分かれます。

導入・研修サポート
通常価格・参考月額 110,000円(税込)
和歌山県内特別価格 (今回適用・上記の通常価格に代えて)
月額88,000円(税込)

サポート費用には、月1回90分の対面でのお打ち合わせ(オンラインの場合は120分)と、メール・LINE・チャットワークでの随時のご質問対応が含まれます。

AIツール本体(Claude Code)
利用量に応じた実費

Anthropic社との直接契約。お試し向けの安価なプランもありますが、日常的に使うと上限に達しやすく、本格運用では月額数千円〜数万円程度の実費を見込んでいただくのが現実的です

契約期間
3ヶ月契約基本のお申し込み単位です
総額 264,000円(税込)/3ヶ月分
半年一括払い1ヶ月分が無料になります(和歌山県内特別価格と併用可)
総額 440,000円(税込)/6ヶ月分(5ヶ月分のお支払い)
1年一括払い2ヶ月分が無料になり、訪問の回数も年2回追加します
総額 880,000円(税込)/12ヶ月分(10ヶ月分のお支払い)

次のステップ

まずはチェックリストをご覧いただき、気になる項目や「これはどうすればいいか」というご質問があれば、お気軽にご連絡ください。その上で、AIを使った時間の作り方にご興味を持っていただけましたら、下記の連絡先までご一報ください。

お問い合わせ

担当
WEBESTIE 中嶋 直喜
メール
ma@webestie.co.jp
連絡方法
メール・LINE・チャットワークいずれでも承ります

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